RENAULT STORY 


1898 12月24日、ルノーはパリの坂を登った。
パリ郊外ビアンクールで、ルイ・ルノーによって設立され、後に特許を取得するシャフトドライブと3段ギアのトップが直結となるギアボックスの発明をきっかけに第1号車でパリ・ルピック通りの坂を登り、友人たちを驚かせました。クリスマス・イブのことでした。
1906 史上初のグランプリ、RENAULTはゴールを駆け抜けた。
自動車レース史上初めて『グランプリ』である、フランス・グランプリで優勝、その後サーキットでのレースが注目され、ル・マンでの第1回グランプリでも13 リットルという巨大マシンで優勝しました。
1914 RENAULT は 12,000 の兵隊を運んだ。
第1次大戦時、馬に変わる輸送手段としてRENAULTは貢献しました。『マルヌのタクシー』として戦史に残ってます。
当時RENAULTは20%のシェアを占め国内第1位のメーカーに成長していました。
1929 大統領専用車として親しまれたアリクイの顔が変わった。
20年代はそのフロントマスクから象の鼻やアリクイと呼ばれ、ひと目でRENAULTと識別できると同時に大統領専用車として親しまれました。
当時の大統領専用車は全てRENAULTでした。
1947 公団となったRENAULTが生んだ、フランスの国民車。
RENAULT 4CVの誕生は、戦後のベストセラーカーを産み出しました。
新社長ピエール・ルショフォーは4CVを導入し、1961年までの14年で累計110万台を販売、RENAULTを一挙に国内No.1ブランドに押し上げました。
1956 ロックン・ロールの国を、RENAULTが走った。
4CVの機構をそのまま受け継ぐ『ドーフィン』登場。このモデルは、アメリカにおける輸入車市場で数年間VWのビートルと首位を争い米国内で第2位の実績をあげ、RENAULTの名を世界に知らしめました。
1958 ボローニャから来た熱い男、ゴルディーニ。
RENAULT初のチューニングカーをアメディ・ゴルディーニの手によって誕生しました。
彼の手がけた『ドーフィン・ゴルディーニ』をきっかけに、数多くの高性能車を開発、現在のルノースポールのルーツを築きました。
1961 31年のロングセラーは、RENAULT最初のFF。
1961年、RENAULTは始めてのFF車、RENAULT4(キャトル)を登場させました。
マルチ・パーパス性能の向上を目指し、広い室内、荷室、多彩なシートアレンジ等。このモデルは31年間生産され、ロングセラーとなりました。
1964 RENAULT4の女性仕様車、その名もパリジェンヌ。
RENAULT4の31年の過程で生まれたユニークな存在、女性仕様車の先駆『パリジェンヌ』。
このモデルは、フランスの女性ファッション誌とのタイアップで誕生。斬新なカラー、ボディのブラックにリアとサイドは水玉模様と、RENAULTならではのお洒落なモデル。
1965 世界最初の、5ドアハッチバック。
RENAULTが標榜する「実用センス」を端的に物語る歴史的モデル。
世界初、『5ドアハッチバック』ボディ形式を採用。RENAULTが初めて欧州カー・オブ・ザ・イヤーを獲得した記念すべきモデル。
1972 RENAULTイエローのお洒落なクルマに、ポパイ少年が憧れた。
コンパクトな2ボックスの王者、RENAULT5(サンク)。
辣腕、ピエール・ドレイファス社長在任最後の年、72年、核家族化を想定し、3ドアで発売。欧州全土でベストセラーを記録、RENAULTを欧州No.1ブランドへ押し上げ、日本では雑誌「ポパイ」に掲載され、お洒落な車として大ヒット。
1974 高級車でも実用センスは忘れない。
1600cc以下での車作り、5(サンク)のヒット、経済の好調から、大型車へ参入。
RENAULT30(トラント)2700ccV6で戦後初のアッパーミドルクラス、現在のラグジュアリーの先鞭、しかし「実用性は譲れない」と5ドアハッチバックも発売。RENAULTの真骨頂。
1981 グローバル・スタンダードへの挑戦。
RENAULTは、現在はダイムラー・クライスラー系のAMCと提携し、3ボックスセダンのRENAULT9(ヌフ)を世界戦略車として発売。この車はこの年のカー・オブ・ザ・イヤーを獲得し、世界に飛躍する戦略を推進しました。
1984 ミニバンは、RENAULTから生まれた。
フロントシートは回転式、後部座席は取り外し可能でテーブルにもなり・・といったアイデアをRENAULTエスパスが世界で初めて商品化。自由で実用性に富み、人に優しいというアイデンティティを体現していました。現在もロングヒットを続けるミニバンのオリジナルです。
1990 お家芸のコンパクトツアラーで欧州を席巻。
この年、『ルーテシア』を発表。ヨーロッパ各国で大絶賛され、翌年には欧州カー・オブ・ザ・イヤーを獲得、。フランスのみならず、イギリス、スペイン、イタリア、ドイツでも大成功を成し遂げました。
1992〜2000 1世紀、そして新世代RENAULTへ。
92年から始まったシュバイツァー体制は、これまでにない変動をもたらしています。そして、1世紀を迎え創造性豊かなクルマを次々に発表しています。次世代マルチ・パーパスの『カングー』(日本未発売)、クーペとミニバンの融合『アバンタイム』(日本未発売)等。自由で革新的なブランドとしての真価がいよいよ身近な存在として私たちの目の前に登場します。